お久しぶりです、Zicoです。約半年ぶりのブログ更新ですね。
身の回りのゴタゴタでふるよにから離れていたら、ふるよにのネタが無くてブログの更新ができない、の無限ループに入っていました。
起源戦もそこまで本腰を入れていませんでした。そのため、昨日の新公式大会も普通に負け、ヤケ酒からのヤケふるよにでランダムピック簡易神話大戦をしていました。
そのとき、私に回ってきたのが刀,薙,機器,嵐,勾玉,信頼(ユリナ,サイネ,クルルA,ライラA,ホノカA,ハツミA)で、結果的に嵐信頼-機器勾-刀薙で選出しました。今回は、そこで使った機器勾(クルルA/ホノカA)が面白かったので記事にしようと思います。
シーズン6の桜花パズルのワクワクを取り戻したい、私のような『桜花眩く輝かん』中毒者の方や、勾玉(ホノカA)を最近触っていなかった方など、色々な方に読んでほしい記事になっています。
構成としては、はじめに機器勾の強みについて説明し、その後に構築例と具体的な回し方(最後におまけ)となっております。最後まで読んでくださると幸いです。
1.機器勾の強み
ここでは、機器勾の強みについて説明します。全部で3つほどあるので、それらを意識しながら構築および回し方を読むとイメージがしやすいと思います。
1.1.『どれーんでびる』と『桜花眩く輝かん』によるテンポリード
『桜花眩く輝かん』を自分のオーラ以外の領域に存在する桜花結晶を5つにすることで、『どれーんでびる』を使用してテンポを取ることが出来ます。
存在する桜花結晶を5つにするうえでオススメの領域はダストと自分の付与札ですが、これについてはあとで詳しく説明しようと思います。
1.2.『桜花眩く輝かん』と『どれーんでびる』で、常に攻撃と対応の機巧が揃う
クルルAの持っている『りふれくた』は優秀なカードですが、攻撃と対応の機巧が揃うまで手札に抱える必要があるという欠点があります。
しかし、機器勾で『桜花眩く輝かん』と『どれーんでびる』を採用する場合、常に『りふれくた』の機巧が揃っていることになります。
それによって、引いてきた『りふれくた』を即座に使用でき、『もじゅるー』と合わせるための行動札などを手札に抱えることが出来ます。
1.3.指揮が機巧として優秀
クルルAには『あくせらー』『あならいず』『とるねーど』など付与の機巧を必要とするカードが多くあります。
それをふまえると『指揮』は1/1を2回飛ばすという最低限の役割をいつでも果たしてくれます。したがって、『指揮』は用意しやすい付与の機巧として非常に便利です。
2.構築
まずは基本的な構築を提示して、それらの採用理由や自由枠の組み合わせについて説明します。
2.1.構築例
あならいず/だうじんぐ/もじゅるー/りふれくた/桜の双剣/桜吹雪/指揮
どれーんでびる/ひとり目覚めて/四季はまた廻り来る
自由枠は『あならいず』『だうじんぐ』『桜の双剣』『桜吹雪』の4枚で、他のカード(『もじゅるー』『りふれくた』『指揮』『どれーんでびる』『ひとり目覚めて』『四季はまた廻り来る』)はどれも確定枠です。
2.2.確定枠(通常札)の採用理由
まずは私が確定枠とした3枚の通常札について、採用理由や活かし方を説明します。
2.2.1.指揮
おもな理由は1.3.で説明した通りです。ここではプラスαの話をします。
この構築では「『ひとり目覚めて』や『標をたどり』を使用するときにダストを枯らす」「『桜花眩く輝かん』を再起させる条件を達成するためにダストなどの桜花結晶の個数を調整する」といった場面でも役に立つカードです。
これは勾玉一柱の話になりますが、『桜花眩く輝かん』の再起条件の参照は『指揮』の1/1攻撃を解決する前後で任意であるということを意識すると、このカードをより活かせると思います。
また、この構築で想定されうる「『桜花眩く輝かん』を受けられるだけのオーラを用意して、『どれーんでびる』でオーラを奪われないようにする」という相手の動きを咎めるカードでもあります。
上手く噛み合うと、『桜花眩く輝かん』の再起と『どれーんでびる』の使用のあとに『指揮』の1/1攻撃を行うことで、ライフにダメージを通せることがあります。 また、順番を間違えると、『どれーんでびる』で奪えるオーラがなかったり、そもそも『桜花眩く輝かん』が再起しない、といった状況になりうるので気をつけましょう。
2.2.2.もじゅるー
主な使い道は「『どれーんでびる』を使用したあとに基本動作を行う」「対応で『四季はまた廻り来る』を使用したあとに基本動作を行い、相手の攻撃を避ける」の二点になります。
もちろん『あならいず』『だうじんぐ』『あくせらー + りげいなー』などの行動札と合わせて基本動作を行っても強いです。また、『指揮』と同様にダストの桜花結晶の個数を調整するときにも役立つので、盤面の状況と手札と残りの山札のすべてから使用の判断を行えるようにしましょう。
2.2.3.りふれくた
1.2.で説明した強みについては省略します。
最も大きな採用理由は、ゲームを長引かせることで『桜花眩く輝かん』を強化することです。他の付与札と同様にダストの桜花結晶の個数を調整するという使い方もあります。
また、このカードは納が実質4となっており、少しややこしい話になりますが『桜花眩く輝かん』を再起させるうえで役に立つ小ネタがあります。
具体的には、納が3の付与札と納が4の付与札を連続のターンで展開することで、「3+4-2(1ターンの経過)=5」と自分の付与札領域の桜花結晶の個数を5つにすることができます。
2.3.確定枠(切札)の採用理由
次に私が確定枠とした切札について、採用理由や活かし方を説明します。
2.3.1.どれーんでびる
1.1.や1.2.で説明したように、この構築のメインギミックです。
なるべく早めに開けましょう。詳しい動きは後述します。
2.3.2.ひとり目覚めて
1.1.や1.2.で説明したように、この構築のメインギミックです。
この構築では主に2T目に使用し、『もじゅるー』を展開することになると思います。『どれーんでびる』と同様、詳しい動きは後述します。
2.3.3.四季はまた廻り来る
主な使い道は一巡目の3T目に使用して『標をたどり』を早く引くことです。それ以降では、『もじゅるー』を展開しているときに対応としてこのカードを使用することで、相手の攻撃を避けることが出来ます。
2.4.自由枠の主な採用パターン
ここでは残りの自由枠について、各カードをどのような目的で採用するのか
2.4.1.桜の双剣
汎用性の高い攻撃札です。このカードを採用していると、『四季はまた廻り来る』を『もじゅるー』展開中の際に対応として使用しやすくなります。
また、『だうじんぐ』を採用する場合は『桜花眩く輝かん』以外に攻撃機巧が必要になるので、採用するモチベが高くなります。その場合、山札の底に送ると機巧として使用できなくなってしまうので、思考停止で戻さないように気をつけましょう。
2.4.2.桜吹雪
汎用性の高い攻撃札です。ライフに通りやすい攻撃札でテンポも取れるので、基本的に採用します。
また、『だうじんぐ』を採用する場合は『桜花眩く輝かん』以外に攻撃機巧が必要になるので、採用するモチベが高くなります。
2.4.3.桜花のお守り
1枚の攻撃を打ち消すのに手札2枚を要求するので、あまり採用されません。どうしても止めたい攻撃がある場合に採用します。
『もじゅるー』展開中は素打ちから基本動作を行えるので、手札を伏せずに相手の攻撃を避けることができます。
2.4.4.あならいず
付与札が多く、『桜花眩く輝かん』と『どれーんでびる』があるので、かなり使いやすいです。前者の効果は相手のライフやフレアの調整に役立ち、多くの場合は伏せ札にした『桜の双剣』を捨て札にして使うことになると思います。
後者の効果はゲームの遅延に繋がるので『桜花眩く輝かん』と相性が良いです。なるべく『もじゅるー』展開中に使って柔軟に動きましょう。
また、オボロやレンリに対しては、伏せ札を捨て札にすることが相手の主張の妨害にも繋がるので、そのような場面では相手の伏せ札を選択することも検討してみてください。
2.4.5.だうじんぐ
汎用性の高い行動札です。『桜花眩く輝かん』以外に攻撃機巧を用意することで、相手の攻撃札も使用できます。『あならいず』や『桜吹雪』で用意してから使えるようにしましょう。
2.4.6.あくせらー + りげいなー
桜花の強化を加速させることができます。ただ、あくせらーの行動機巧を用意するのが安定せず、手札を圧迫する都合から他の通常札のタイミングがブレるので、おすすめはしません。
3.回し方
ここでは、説明した構築について実際にどのように回すのか説明します。
3.1.一巡目の動き
マリガン:2T目に『もじゅるー』を引くことが最優先です。あと、狙えたら『だうじんぐ』で相手の再構成を1T早めましょう。
1T目:1宿し
適当に『りふれくた』でも伏せておきましょう。
2T目:2宿し→『ひとり目覚めて』→『もじゅるー』展開
『ひとり目覚めて』が3フレアになったおかげでダストが3つあるので、次のターンにそなえて『もじゅるー』を展開しておきましょう。次のターンに納が1つ残っているのでお得です。
3T目:『四季はまた廻り来る』→ダストを枯らす→『標をたどり』を『桜花眩く輝かん』と交換します。ここでリソースが足りるなら『どれーんでびる』も使用しておきましょう。
3.2.二巡目以降の動き
主にダストの個数を意識しながら『桜花眩く輝かん』を再起させ、『どれーんでびる』で相手のオーラを奪っていきます。
『もじゅるー』を展開して『四季はまた廻り来る』で相手の攻撃を避けられるターンと『りふれくた』で相手の攻撃を打ち消すターンを別に出来ると、大ダメージを受けづらくなるはずです。
『桜花眩く輝かん』と『どれーんでびる』を上手に回せれば自然といい感じの盤面になっていると思うので、桜花決闘中は『桜花眩く輝かん』を再起させることに専念しましょう。
4.おまけ(枢式構築)
『桜花眩く輝かん』を軸にした構築の弱点に「大型切札を絡めた連続攻撃に弱い」というものがあります。そのため、最後に『神渉装置:枢式』を使った構築を紹介します。
ここまでの構築の裏択として捉えていただけると幸いです。
4.1.構築
あならいず/あくせらー/とるねーど/もじゅるー/桜の双剣/桜吹雪/指揮
どれーんでびる/神渉装置:枢式/この旗の名の下に
4.2.回し方
マリガン:3T目に『あならいず』『もじゅるー』『桜の双剣』が手札にそろうように行います。
1T目:1宿し
2T目:適当に前進宿し
3T目:『もじゅるー』→『どれーんでびる』→『桜の双剣』→『あならいず』で伏せ札の『桜吹雪』を捨て札にして1点をとります。このとき、次の再構成で山札が偶数になるように意識しましょう。
4,5T目:『あくせらー』『とるねーど』を手札に抱えながら適当にカードを表で振る。『指揮』を途中で引いてしまった場合は、展開するのは5T目まで我慢しましょう。
6T目:『あくせらー』→『とるねーど』→『神渉装置:枢式』で相手の切札を使用しながら、『あならいず』『とるねーど』『桜吹雪』『指揮』『この旗の名の下に』などで相手のライフを削ります。
『指揮』の1/1攻撃が『とるねーど』でオーラを剥がしたあとに行われることを利用しています。2.4.1.でも書いたように、『桜の双剣』や『影の両手』は『あならいず』などの機巧として利用することもあるので気をつけましょう。少なくとも、この構築の一、二巡目では戻す必要はありません。
7T目以降:手なりでビートダウンをしていきます。
5.おわりに
以上が機器勾の記事になります。いかがでしたか?機器勾、とっても楽しい構築でしたね!!!(クソまとめブログ風に)
S7になってから勾玉(ホノカA)を使っていない方もいらっしゃると思うので、わくわくフリプなどで使ってみてください!
考察の内容の関係の有無を問わず、気になった点やご意見、ご指摘などがございましたら、このブログのコメント欄か、私のTwitterアカウントまで持ってきてくださると、非常にうれしいです。
この記事の画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から拝借しております。
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