こんにちは、Zicoです。
この記事は、8/8と8/9にあったオンライン大決戦の結果報告とレポートになります。初めて出場する大規模イベントとして、それなりに準備しました。結果は三回戦負けと、シンラ様集中力まであと一歩という非常に悔しい結果になりましたが、シーズン5の振り返りと、おそらく二度と使うことのない知見の供養として記していきたいと思います。
選出と事前準備
3月時点では大規模イベントに参加する予定はなかったのですが、ブラックゆらりびは欲しかったので、えりんちゃんさんのnote記事を読んで戦新嵐を練習していました。
最終的にはブラックゆらりびも手に入れることができ、シーズン5の精算がてら戦新の記事(今見返すとまあまあガバいですが、当時はそれでもある程度は勝ててました)も書けたので、中旬から下旬にかけてはボーッと過ごしていました。
その後、なんやかんやで大交流祭の中止と代替イベントとしてオンライン大決戦が開催されるとを知り、ダメ元で申し込んだら当選しました。どうやら3回勝つとシンラ様の集中力がもらえるそうなので、それを目標に練習を始めることにしました。
🎣🐻💨そんな餌で俺様が釣られクマー pic.twitter.com/MP1UJpVnrX
— Zico@ふるよに (@Zico_furuyoni) June 21, 2020
まずはじめに、約3ヶ月ぶりの戦新を使ってみたところ、思ったよりは問題なく回せたので、戦新嵐をもう一度使ってみることにしました。巷では新嵐鏡が流行っていましたが、ぶっちゃけ大差ないと思いますし、別の組み合わせを練習するのも面倒くさいですしね。
それでも、相手にその三柱が来た場合の検討は必要だと思い、いろいろ試した結果、最終的には新鏡返しが一番戦いやすい印象を受けました。普通は新嵐を返すらしいですが、新嵐ミラーがまず不毛なのと、新鏡を返してもそれほど不利に感じませんでしたしね。
戦新vs新鏡
鋼糸/手裏剣/忍歩/誘導/生体活性/Waving Edge/Turbo Switch/鳶影/神代枝/BlackBox NEO
典型的な1変形プランですね。忍歩やWaving Edgeで間合い2から間合い3に移動して、Sigma-Driveを打っていきます。Burning Steamと誘導はかなり悩みましたが、鳶影から相手の攻撃を避けられる可能性が上がるのと、Turbo Switchで避けられない赤札はリーサル時に輝くのでBurning Steamを採用しました。
新嵐vs新鏡
Burning Steam/Waving Edge/Quick Change/Turbo Switch/獣爪/暴風/大嵐/雷螺風神爪/陣風祭天儀/円環輪廻旋
これ単体で別の記事を書けそうなぐらい、一番検討したマッチです。最終的には、以下のように確定枠と自由枠を分けましたが、TFしようとするとどうしても後手を取った場合の動きが弱くなることや、そもそも新嵐は戦新や新鏡のように毎ターンSigma-Driveを打てるタイプの組み合わせではなく、必ずしもBlackBoxNeoを積む必要はない印象を受けました。
Form:ASURAになったあとのQuick Changeが若干腐りやすいことや、1変形と無変形とでSigma-Driveの使用回数に大きな差が見られなかったので、安定性と瞬間火力を上げるために雷螺風神爪と円環輪廻旋を採用しました。
通常札の余った枠には、大嵐と陣風祭天儀のケアで間合い5まで後退されたときや、二巡目直後にライフを取るのに使えるBurning Steamと、BlackBox NEOの代わりにゲージを確保したり、再構成直後や陣風祭天儀を開けた次のターンに使用できると大体勝てることから大嵐を採用しました。
このように、とりあえず一番多いであろう新嵐鏡用の構築は固まったので、次に対面する可能性が高いと予想される戦新嵐対面の検討を始めました。順位戦や検討戦ではこちらの三柱を使う方とはほとんど対戦できず、一人回しをメインにして構築を考えていました。
私は戦新vs新嵐になったら新嵐が少し有利だと思っており、一人回しを繰り返した結果無変形でも意外と火力が出せ、鳶影からの騎動も円環輪廻旋でケアでき、後手を取っても割となんとかなりそうだったので、戦新返しに決めました。
新嵐vs戦新
Burning Steam/Waving Edge/Quick Change/Turbo Switch/獣爪/暴風/大嵐/雷螺風神爪/陣風祭天儀/円環輪廻旋
円環輪廻旋が鳶影Waving Edgeに対して強く、雷螺風神爪に鳶影忍歩、Quick ChangeからのSigma-DriveにTurbo Switchを合わせられても、「大嵐1/1→雷3の2/2→雷2暴風2/2→雷3の2/2→(赤い通常札が全てライフに通る)→大嵐1/1」の流れで少なくともライフ3点を確実に飛ばせて、その時に抱えているBurning SteamやWaving Edge、獣爪も打点になることを考えると、何とかなるように感じました。
戦新ミラー
鋼糸/手裏剣/忍歩/生体活性/Burning Steam/Waving Edge/Turbo Switch/鳶影/神代枝/BlackBox NEO
これが一番難しかったです。ぶっちゃけ二変形でも良いと思いましたが、相手のForm:ASURAの変形時効果による分岐を考えるのがめんどくさかったので一変形にしました。
大会前夜~大会当日
とまあ、ここまでは比較的順調に進んでいました。しかし、ここからはガバプレイを連発します。
まず、0回戦であるオンライン大決戦前夜の時点で問題が発生しました。アルバイトが終わった後、高校の同級生に誘われて飲み会に行ってしまったのです。しかも、その後オケオールまでしてしまいました。
なぜ私は寝ないでオケオールしているのか。
— Zico@ふるよに (@Zico_furuyoni) 2020年8月7日
オケオールでは、『銀河鉄道999/ゴダイゴ』『カサブタ/千綿ヒデノリ』『情熱の薔薇/THE BLUE HEARTS』と懐かしい名曲から始まり、『いつか/saucy dog』『青と夏/Mrs. GREEN APPLE』『lemon/米津玄師』と最近の曲まで、4時間ほど歌い続けました。
そして、某カラオケチェーン店から出てゾンビとなった私は、○屋で並盛りのプレミアム牛めしを味噌汁と一緒に掻き込み、始発の電車で家に帰り、それからは風呂と歯磨きだけ済ませて即寝しました。
おはようございました。今から帰宅します。
— Zico@ふるよに (@Zico_furuyoni) 2020年8月7日
一応6時間程度は寝ることが出来ましたが、まさかの一般常識ケアを忘れ、リーサルを取られてしまいました。それでも選出メガミはBakaFireさんにしっかり伝えることが出来、初日のトーナメント表が公開されました。
戦新嵐も新嵐鏡もいないんだが!?!?!??!!
草。BIG4対面の知見完全に腐ったんだが。
— Zico@ふるよに (@Zico_furuyoni) 2020年8月8日
みんな(戦新嵐と新嵐鏡)どこへ行った~~
トーナメントで当たることもなく~~
正直この時点で半泣きでしたが、検討不足だった私の自業自得なので、ベストを尽くして3勝しよう!と考えていました。
1回戦 771さん 戦新(嵐)vs忍傘(嵐)
縁杯の三回戦で対戦した方ですね。そのときも忍傘櫂を宿しておられたので、「忍傘が得意な人」というイメージがあります。
面識はありませんが、他の方が771さんの名前を出しているのは聞いたことがあり、フリプ会のあとの帰り道で電子版の話になったときに「771さんという人がいて、めちゃくちゃ強い人だけれども壬蔓に囚われてしまっている(意訳)」という説明をされていたことが印象に残っています。
忍傘が非常に上手な方なので躊躇しましたが、忍嵐は無理ですし、傘嵐もステップ対応できない攻撃が多くてしんどそうだったので、泣く泣く嵐をBANして忍傘を返しました。
お相手も当然嵐をBANしたので、戦新vs忍傘となり、以下のような構築にしました。
鋼糸/手裏剣/忍歩/Burning Steam/Waving Edge/Roaring/Turbo Switch/鳶影/BlackBox NEO/Julia's BlackBox
3月の大会でよく使っていた構築です。
・ひきあし/もぐりこみでSigma-Driveをよけながら纏いを繰り返されると一生テンポを取れないので、最低でもForm:ASURAとForm:DEVAの2変形は必要そう。
・生体活性は初手えんむすびで詰むので採用できず、Quick ChangeもZeta-Voiceが忍歩で避けられてしまうので、2変形した後に腐りそう。
このような問題を解決するためにJulia's BlackBoxを採用し、そうすると少しでも早くForm:DEVA→Form:ASURAとTFを繋げる必要があったので、Waving Edgeの間合いを踏む前に造花結晶を焼ききれるRoaringを、鋼糸からの斬撃乱舞を2回食らうと負けるのでそれを防ぐための鳶影とBurning Steamを採用しました。
最初は、はらりゆきとかさまわしでテンポを取ってくると予想していましたが、実際には前レンジロックの構築を使われ「間合い0-2ならつきさし」「間合い3なら鋼糸→斬撃乱舞」の二択を迫られ続けました。
途中で「設置鋼糸をTSで避けるとつきさしで負け、オーラ受けすると斬撃乱舞で負け」と主張され、コンクリートで埋め立てた岐路に立っている気分になりました。
計算したところ、かえって動かないほうが生存確率が上がるのでオーラ受け。ギリ耐えでした。(約67%)
そして、次のターンも再構成から設置鋼糸を打たれました。後から聞くと7枚中の4枚のどれか1枚でも引ければ勝ちだったそうですが、奇跡を起こしてギリ耐えました。(約14%)
引きが下振れてしまったお相手は纏ってターンエンドしたので、最後はSigma-DriveとWaving Edgeでオーラ5をぶち抜いて勝利です。(くるりみは鋼糸、鳶影はSigma-Driveをライフに通さないために使用済でした)
このように、65%×14%≒9%というかなり細い耐え筋を通し、実質負けみたいな勝ちを取りました。手札に戻ってくる状況で手裏剣を打ち忘れるというガバをしたり、間合い4→5に動いて設置をケアするためのBurning Steamにもぐりこみを使われ、斬撃乱舞でライフを3点を溶かしたことが、終盤の不利に繋がっていました。
2回戦 YGさん 戦新(嵐)vs刀嵐(社)
お次はYGさん。このブログを書き始めた時期から相互フォローの方で、かなり前から知ってはいましたが、対戦するのは今回が初めてでした。
ですが、このマッチは初めてではありません。3月の間、○○(漢字二文字)さんと○○○○○(ひらがな五文字)さんに散々分からされ、辛酸を嘗めさせられ続けた三柱です。
直感では嵐をBANしたくなりますが、ひらりおりが何一つ受かっていないのと、よこいと一閃も対処できず、おまけにSigma-Driveをひきあし/もぐりこみで避けられたりとこれまで碌な目にあっていないので、ステップ対応のない刀嵐をぶちのめすことにしました。
一回戦と同様、お相手は一番火力の低い戦新を返してきましたが、以下のような構築にしました。
鋼糸/手裏剣/忍歩/生体活性/Burning Steam/Waving Edge/Turbo Switch/鳶影/神代枝/BlackBox NEO
7月に、戦新のなかで一番練習した構築です。
・Quick Changeを入れる枠がなく、Burning Steamと入れ替えると二巡目の動きが弱くなり、引き次第の運ゲーになってしまう。さらに、OMNIS-Blasterよりも底力をケアできる神代枝のほうが価値が高いので1変形のプランを取る。
・1変形の場合、初手風走りは1後退2宿し納2生体活性で耐えてるので、生体活性は入れてもバレない。
といった考えのもと構築を考え、鳶影から使えば間合4でもTSがなくても月影を避けられるうえに、いざというときに間合い5にも避難しやすくなることから誘導ではなくBurning Steamを採用しました。
こちらが初手2宿し納1生体活性を展開した後、お相手はなせか2宿し1前進でエンドしたので、「もしや……??」と思ってForm:ASURAにTFしたらトップから黄色い緑のカードが落ちました。
この時点でこちらがガン有利だったので、桜花決闘自体はこちらからすると非常に安定しました。1変形構築の裏目である浮舟宿も入っていなかったので、Sigma-Driveや手裏剣、Burning Steamをライフに通していき、最後はオーラ1ライフ1のお相手の雷3に対応鳶影からWaving Edgeを当てて勝ちました。
この構築だと鳶影と結晶以外のフレアはBlackBox NEOに回して良いのにも関わらず、数ターン使用を忘れ、結果的にTurbo Switch1回分の造花結晶を回復し損ねてしまったのは良くないと思いました。
3回戦 リンさん 戦嵐(新)vs忍機(嵐)
3回戦目はリンさんでした。日本語を勉強中とのことですが、全く違和感がなく、対戦のあとでTwitterをフォローしたときにプロフィール欄を見て初めて知って驚きました。
東京でふるよにをされているみたいなので、いつか大会や交流祭でお会いできたら良いな、と思っております。
それはそれとして、このマッチは戦新嵐にとってはガン不利で、私はガチで泣きそうになりました。
ガンメタやんけ。ガチで泣きそう。
— Zico@ふるよに (@Zico_furuyoni) 2020年8月8日
あならいずが忍歩鋼糸に対してガン刺さりなことに加えて、だうじんぐで大嵐をパクられたり、どうしようもない斬撃乱舞でライフを3点取られたりと、何度か○○ー○○さんと対戦したときに使われましたが、惨憺たる結果でした。
今回は一番火力の高い戦嵐が返ってきたので、影菱とりふれくたが無いことを祈りながら、以下のような構築にしました。
鋼糸/手裏剣/不意打ち/誘導/分身の術/獣爪/暴風/熊介/雷螺風神爪/陣風祭天儀
結果から言います。愚かなカードを2枚入れたせいで雷神ゲージが二点足りませんでした。
「びぐごで設置鋼糸エンドした返しに熊介当たらないかなぁ」みたいなことを考えていましたが、一巡目では壬蔓再起どれーんでびるからのもじゅるーで間合い2まで前進され、絶望しました。
なんとか不意打ちを4/3で使用してライフに通すも、風神ゲージ1、雷神ゲージ4の状況で陣風祭天儀を使わざるを得なくなり、気合で暴風と獣爪が引けたら勝ちの盤面までは持っていきましたが、人間は5%の確率を引くことが出来ないので負けました。
熊介の枠を円環輪廻旋にして3T目の壬蔓に対応として使用して雷神ゲージを2~3点稼ぐか、そうでなくとも神代枝+忍歩で何とかなっていただけに非常に悔しいです。
当然、お相手が適切にカードを使用して、オーラ受けとライフ受けを選択していたこともありますが、自分のアドリブの下手さを実感するマッチでした。
忍機器に熊介派はばかだなあ
— Zico@ふるよに (@Zico_furuyoni) 2020年8月8日
最後に
以上が私のオンライン大決戦のレポートになります。Twitterや熱帯で検討で付き合ってくださった方々には感謝しかありません。ありがとうございました。
やはり、まだまだ知らないことが多く、プレイや構築に粗が目立ち、自身の地力不足を痛感させられました。今思い返すと、戦新嵐や新鏡嵐の対策を練るよりは、もっとシーズン5.5環境でいろんなメガミと対戦していたほうが良かったのかな……?と思っています。
ただ、全てのマッチにおいて勝ち筋を残すことを考えて立ち回ることができたのは良かったです。1ターンを争う場面の判断については、シーズン5のなかで揉まれながらも少しは上達したと思っています。
シーズン5は戦新嵐以外ほとんど練習していないので、シーズン6はほぼ0からのスタートになると思います。今のうちに満遍なく、色々なメガミを練習しておこうかな~と思っています。
最近は新メガミのメグミが(いろいろな方面で)Twitterで盛り上がっていますし、もうじき来るプレリリースを楽しみにしています。
この記事の画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から拝借したものを使用しております。
URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html