【シーズン6-1】(禁止改定に)タエテ→トゥモロウ!戦勾(オボロA/ホノカA)

※この構築は9/28の禁止改定によって陳腐化しました。
こんにちは、Zicoです。
第伍拡張が発売されて2週間が経とうとしておりますが、皆さん楽しんでいますか?私は今、めちゃくちゃ楽しんでいます。

現時点(9/27)ですと、その中でも仮面(カナヱ)が環境的には頭一つ抜けており、9/28の禁止改定でどのようにバランス調整が行われるのか、目が離せませんね。

さて、今回は第伍拡張で追加されたメガミの中でも、仮面(カナヱ)の次に環境のトップメタである勾玉(ホノカA)についての記事を書きたいと思います。

勾玉(ホノカA)は非常に横を広く取れる(≒どのメガミと合わせても強い)メガミではありますが、この記事では私が非常に気に入っている戦勾(オボロA/ホノカA)の紹介を行いたいと思います。

9/28の禁止改訂で陳腐化する恐怖に怯えながら書いておりますが、最後まで読んでいただけますと幸いです。

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『桜花眩く輝かん』について

この二柱では、『桜花眩く輝かん』を主な打点として使用します。

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表情が(・∀・)イイネ!!

このカードは、再起の際に桜花結晶が5つある領域を作る必要があります。領域というキーワードについては、公式サイトの『そして新たな幕開けを』のFAQ(https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/faq.html#m14)で説明されており、

終了フェイズに桜花結晶が存在しうる領域は、<間合>、<ライフ>(2箇所)、<オーラ>(2箇所)、<フレア>(2箇所)、<ダスト>、<付与札>(2箇所)、<切札>(2箇所)、<ゲーム外>の計13箇所です。

のように記載されております。

効果を見ても分かるように、このカードは複数回使用するほどにダメージが強化されていきます。そのため、『桜花眩く輝かん』を使用するデッキでは、このカードを毎ターン再起させることを意識して立ち回る必要があります。

上に記したように、このゲームには多くの領域が存在しますが、こちらから能動的にコントロールできる領域は、実はそれほど多くありません。基本的には、相手の領域の桜花結晶の数をコントロールすることはできません。

そのため、能動的に再起を狙う場合、
・<間合>
・自分の<ライフ>
・自分の<オーラ>
・自分の<フレア>
・<ダスト>
・自分の<付与札>
のどれかの領域に存在する桜花結晶を5つにしなければなりません。(自分の<切札>と<ゲーム外>はレアケースなので除外します)

この中でも、<ライフ>は増やせず、<フレア>は減らす数を調整することができないという点から、能動的なコントロールには向いていません。

また、このゲームには「後退が前進よりも弱い」という特徴があるため、<間合>についても相手に依存する比重が大きいです。
つまり、難易度も加味すると、最終的には、自分の<オーラ>、<ダスト>、自分の<付与札>をコントロールするのが合理的であると言えます。

今回、勾玉(ホノカA)の隣に沿えた戦略(オボロA)は、その中でも<オーラ>と<付与札>のコントロールにおいてシナジーを発揮してくれます。

自分の<オーラ>を増やす最も簡単な方法は基本動作の纏いですが、オーラ5を維持するには、多くの場合手札を伏せる必要があります。そこで、再構成のときに伏せ札から使用できる設置のカードは、非常に相性が良いと言えます。

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また、伏せ札が増えるということは、設置と同等あるいはそれ以上に相性が良いカードがありますね?そう、『手裏剣』です。

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これのせいで3-5の2/1は過小評価されがちですよね……

<付与札>についても、『生体活性』が非常にいい仕事をしてくれます。

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まずはじめに、ダストを最大で4個吸い上げてくれるため、詳しくは後述しますが『桜花眩く輝かん』の準備に貢献してくれます。

そして、『桜花眩く輝かん』が開花したあとでも、
・納が1になった『指揮』と納が4の『生体活性』
・納が2になった『生体活性』と納が3の『指揮』
のように付与札を展開することで、自分の<付与札>に存在する桜花結晶が5つになり、『桜花眩く輝かん』を再起させることができます。

このように、『桜花眩く輝かん』を再起させながら他の攻撃なども行える点で、戦勾(オボロA/ホノカA)は非常に相性のいい二柱ではないのか、と考えました。

ここまで『桜花眩く輝かん』を再起させる方法についての話をしてきましたが、「ここまでするほど『桜花眩く輝かん』って強いの?」という疑問に答えていませんでしたね。結論から申し上げますと、めちゃくちゃ強いです。

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まあ強いですよね

多くの場合では3T目に『桜花眩く輝かん』が開花するので、ほとんどの桜花決闘が7~8Tで決着がつくと考えると、毎ターン再起させることで5~6回は使用できます。

厳密には、準備の段階で『ひとり目覚めて』や『四季はまた廻り来る』を使用するためのフレアも必要ですが、1巡目はほとんどのリソースを宿しに費やしたり、それ以降はライフ受けや再構成で恒常的にフレアが増えていく点を考えると、そこまでネックになることはありません。

唯一の懸念事項としては、『桜花眩く輝かん』を使用すると2点クロック(もうこの時点で十分にヤバいですが)でゲームが進行するので、相手にフレアを与えてしまいやすく、場合によっては切札を絡めた連撃で一気にリーサルを取られてしまうおそれがあります。

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勾玉(ホノカA)単体では、強力な対応札を持っていない点からケアが厄介になりがちですが、戦略(オボロA)と合わせることで、この問題を解決することができます。それはズバリ、『鳶影』と『桜の翅』です。

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適正距離が5つ未満の攻撃をすべて打ち消せます。

また、これによって『桜の翅』が開花すると『四季はまた廻り来る』が未使用に戻ります。つまり、1Tに最大で2回の『四季はまた廻り来る』が使用できるようになり、瞬間的にではありますがオーラ7を構えることも可能です。

このように、勾玉(ホノカA)に不足していた大技耐性もカバーでき、攻守において非常に整った立ち回りが可能になります。
それでは、この二柱のキーカードである『桜花眩く輝かん』の説明はここまでにして、具体的な構築の紹介に入りたいと思います。

構築例

鋼糸/手裏剣/忍歩/生体活性/桜吹雪/桜の翅/指揮/鳶影/ひとり目覚めて/四季はまた廻り来る

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間合いが2~3に収束しそうなマッチを想定した、最もスタンダードな構築です。以降では、この構築の場合の回し方について説明させていただきます。

回し方

はじめに、3T目に『手裏剣』『指揮』『生体活性』の3枚が揃うようにマリガンします。

1T目:基本的には1伏せ1宿しエンドです。
2T目:相手にはよりますが、適当に宿しと前進を行いましょう。
3T目:必要であれば『生体活性』や『指揮』で適宜ダストを吸い上げながら、『桜花眩く輝かん』への開花を狙います。

『桜花眩く輝かん』に開花させるには、
①『ひとり目覚めて』を使用して、『標をたどり』に開花させる
②『標をたどり』を使用して、『桜花眩く輝かん』に開花させる
の2ステップが必要です。

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そして、『桜花眩く輝かん』は繰り返し使うことで強化されることから、少しでも早いタイミングで開花させる必要があります。また、『ひとり目覚めて』や『標をたどり』を使用するときにダストの数を少なくする必要もあり、ダストが増える(≒相手が本格的に攻撃や切札を使用する)前に動くことが求められます。

以上のことから、『桜花眩く輝かん』を使用する場合、3T目に『四季はまた廻り来る』で山札の底に置かれた『標をたどり』 を引き、一気に開花させることが重要になります。

それでは、実際(直喩)の盤面を持ち出して考えてみましょう。

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例えばこの盤面の場合、

『生体活性』(ダスト4で納4)→『ひとり目覚めて』→集中宿し→『四季はまた廻り来る』(『標をたどり』を引いたあとに『鋼糸』を伏せて纏う)→『指揮』(ダスト2オーラ1で納3)→『標をたどり』(前進と宿し)→『桜花眩く輝かん』→集中前進→『手裏剣』

と繋げることで、『指揮』と手札に戻る『手裏剣』打ちながら、『桜花眩く輝かん』の開花や再起まで行うことができます。

あるいは、『手裏剣』や『指揮』を伏せて基本動作に費やすことで、オーラ5の状態で『桜花眩く輝かん』を使用し、再起まで行うことも可能です。『桜花眩く輝かん』まで開花させる手順は必ずしも一本道ではないことを把握したうえで、盤面や相手に応じて適切な立ち回りを考えましょう。

4T目以降は毎ターン『桜花眩く輝かん』を使用し、再起させることを前提とした上で、冒頭で説明したコンボなどを活用して立ち回ります。
『桜花眩く輝かん』でライフリードを奪い、先述した『鳶影』と『桜の翅』の組み合わせなどを上手く活用して、そのまま押切りましょう。

大まかな動きとしては以上になりますが、最後に入れ替え候補としてどのようなカードがあるか紹介して、この記事を締めさせていただきたいと思います。

代替案

その1 桜の双剣(⇔影の両手)

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相手が間合い4前後や、さらに後ろを得意とする場合に採用するカードです。基本的に『忍歩』と入れ替えることになります。

『桜の双剣』は旗(ホノカ)の『守護霊式』とほとんど同じ効果を持っており、間合いさえ解決するのであれば無難に強いカードです。また、開花したときに使用できる『影の両手』もゲームの遅延に優れており、『桜花眩く輝かん』を使用する回数を増やすなどのサポートをしてくれます。

銃(ヒミカ)、櫂(ハツミ)、棹(メグミ)などが相手の場合は、これらのカードを上手く使用してテンポリードを意識して立ち回ると良いと思います。

その2 この旗の名の下に

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基本的に、1フレアで打てる5/2の方が強いので、このカードが採用される機会はあまりありません。
ただ、ダメ押しには十分な火力を持っているうえに、適正距離も広く、『桜花眩く輝かん』と併用しても許容できる消費フレアであることから、『鳶影』と『桜の翅』のコンボが活かせ無さそうな相手(『えれきてる』軸のクルルなど)には採用できなくもない、といった感じです。

さすがに『桜花眩く輝かん』の方が強く、多くの場合はこのカードで追撃するよりも『鳶影』で『桜花眩く輝かん』の使用回数を増やしたほうが強いと思います。

あとがき

最後までこの記事を読んでくださり、ありがとうございました。勾玉(ホノカA)のガードを見ていると、現時点では『桜花眩く輝かん』のルートが突出して強力だと思いますが、9/28の禁止改定でどのような対応をされるのか気になりますね。

もしかしたら、この記事も陳腐化してしまうかもしれませんが、その場合は笑ってください。陳腐化しなかった場合は、私は戦勾鏡(オボロA/ホノカA/ヤツハ) をメインで握ろうかな~と考えています。(フラグ)

……まあ、『桜花眩く輝かん』のルートが難しくなった場合は、『ふたり震える手を取ろう』や『旧き虚路の歩みゆく』を活かした組み合わせがないか探していきたいと思います。

考察の内容の関係の有無を問わず、気になった点やご意見、ご指摘などがございましたら、このブログのコメント欄か、私のTwitterアカウントまで持ってきてくださると、非常にうれしいです。
この記事の画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から拝借したものを使用しております。
URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html

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