※この構築は9/28の禁止改定によって陳腐化しました。
こんにちは、カード更新のバランスが絶妙で感動しているZicoです。今までミズキ様のことを「人間にしては頑張ってる」とか言ってごめんなさい。
今日は刀仮面(ユリナ/カナヱ)の記事を書きたいと思います。カナヱは今までにないゲーム体験が可能なメガミで、非常に探求しがいのあるメガミだとも言えますね。
この組み合わせは、やることがほぼワンパターンで、はじめてカナヱを宿す場合でもカナヱの面白さと強さを感じていただけると思います。ぜひ最後まで読んで、参考にしていただけると嬉しいです。
※現時点では、カナヱのカードがふるよにコモンズで公開されていないため、いらすとやの画像で代用しております。心の目でお楽しみください。(9/24追記)差し替えました
何をするの?
構想を達成して、金幕(全ての攻撃が+1/+1される)を踏みます。そして、大量の攻撃札を叩きつけます。
しかし、金幕を踏むには意思を込めた構想を達成しなければなりません。意志が込められた構想には癖の強いものが多いですが、ユリナが持っている『浮舟宿』を利用することで、『桜飛沫』の構想を簡単に達成することができます。
実を言うと、『桜飛沫』を達成に役立つカードは他にもあります。(チカゲの『叛旗の纏毒』や、ヤツハの『八葉鏡の向こう側』など)
それでは、刀仮面(ユリナ/カナヱ)はどこで差を付けるのでしょうか。それはズバリ、『月影落』です。
勘の良い方は気が付かれていると思いますが、金幕の効果は手数が多いほど強力です。その点では、消費が軽い上に簡単に再起する、チカゲの『流転の霞毒』などは非常に相性が良いと言えるでしょう。(実際めちゃくちゃ強いです)
しかし、カナヱのハーフミラーで、お互いに金幕を踏むなると話が変わってきます。なんと、ものの数ターンで桜花決闘が終わってしまうのです。
そのような状況では、「自分がリーサルを取れるか」「相手にリーサルを取られないか」の計算をシビアに行う必要があり、『月影落』は自分からリーサルを取りに行くときに非常に役立ちます。
『あたらよちよに』との選択はシビアですが、3/2が5/5だったら勝てた場合と、相手の攻撃を1回止めたら勝てた場合を天秤にかけると、私は前者のほうが重いと考えています。
消費フレアについても、そこまで大きな問題にはなりません。
というのも、『桜飛沫』を達成するために『浮舟宿』を使う場合、大抵の場合では一時的にオーラを0にするために宿しを行います。つまり、この『浮舟宿』は実質0フレアと言い張ることができます。(サンドイッチマン理論ですね)
結局、何が言いたいかというと、金幕を踏む構築はフレアが余りやすく、それを5/5という瞬間火力に変換できる『月影落』はダメ押しとして非常に輝くということです。
それでは、簡単な方針の紹介はこれぐらいにとどめて、以降は具体的な構築の紹介に入ります。
構築例とゲームプラン
斬/一閃/柄打ち/空想/脚本化/演出化/残光/月影落/浮舟宿/たまゆらふみ
この構築の基本的なリーサルプラン(ライフ10点の取り方)は以下のようになっています。
①金幕を踏む前に振る『斬』で1点
②再構成で1点
③金幕を踏んだ後の通常札で2点
④『月影落』で5点
⑤2回目の再構成 or 金幕から赤幕に移動して1点
このように、10点のうち8点は金幕を踏んでから稼ぐプランになっています。一見すると無茶苦茶ですが、手札の攻撃札は最低でも2/2以上となるので、思ったほど難しくありません。
また、『空想』で間合いを操作したり、『残光』で相手の手札にある対応を弾いたりと、最低限の対応力は持っている点もありがたいです。
対応札を積んでいない点がややネックですが、「俺は『あたらよちよに』を持っているぞ」という顔をしてやり過ごしましょう。真面目に考えても、『月影落』のおかげでこちらのリーサルの打点はかなり高いはずなので、相手に余計なフレアを溜めさせないように立ち回ることが重要です。
それでは、最後に詳細な立ち回りを紹介したいと思います。
細かい立ち回り
マリガン
意識したいことは以下の3つです。
①『脚本化』を3T目に引けるようにする。
②『空想』を1T目か2T目に引けるようにする。
③『斬』を3T目に引けるようにする。
優先順位は、①>②>③になります。最低でも①だけは必ず達成しましょう。
二巡目までの動き方
構想ボードは、緑2→紫4→金4と動かしていきます。
1T目:2前進1宿しから、『たまゆらふみ』を使用して『位置取り』の構想をセットします。先手でかつ『空想』が手札にある場合は、伏せ前進の代わりに使用して前に移動しましょう。
2T目:前のターンに使っていない場合は『空想』も使いながら、そのまま2前進します。ここで『位置取り』が達成できたら、緑幕に移動して伏せ札(『斬』が最優先で、無いなら適当でいいです)を山札に戻します。これと『脚本化』の効果を合わせることで、一巡目の再構成を1T遅らせることができます。
3T目:『脚本化』で『鼓動』をセットするのがマストです。可能なら『斬』を使って構想を進めましょう。基本的に無いと思いますが、『斬』がオーラに入った場合は、『桜飛沫』をセットして即座に構想を進めることが出来ます。一応、『斬』の受け方を見てから『脚本化』で構想をセットしましょう。
4T目:マリガンが上手くいかなかった場合は、緑幕で戻した『斬』をここで使用しましょう。すでに構想が達成されている場合は、『脚本化』や『たまゆらふみ』で意思が込められた『桜飛沫』をセットして、可能であればオーラを0にしたあとに『浮舟宿』を使用して、構想を達成させましょう。
5T目(再構成):大抵はこの時点で『鼓動』は達成されているはずなので、前述した方法で、意思が込められた『桜飛沫』を達成しましょう。また、事前に敢えてオーラ受けを増やすことで、『浮舟宿』を使用する前に宿す回数を減らすことができます。それによってライフが多少減ったとしても、『鼓動』を達成できて『月影落』も構えられるので結果オーライです。
6T目以降:引いたカードと『月影落』を使用して、リーサルを取れるか頑張って計算します。ちなみに、リーサル計算については以下の記事がおすすめです。(マッチポンプ)
代替カード紹介
封殺
かなり研究の余地があるカードだと思っています。私が現時点で思いつくのは、『壬蔓』と別の切札を合わせて使う相手(俗にいうみか○○)へのメタとして採用したり、『灰滅』といった次の相手のターンの勝ち筋を潰すために採用するなどでしょうか。
入れ替えるとしたら『残光』や『演出化』だとは思いますが、確実にデッキの出力が落ちるので、正直あまり考えなくていいとは思います。
最後に
これで刀仮面(ユリナ/カナヱ)の記事を終わりにしたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ふるよにコモンズにカナヱのカードが追加するまで待つ予定でしたが、我慢できずに記事にしてしまいました。見づらかったら申し訳ないです。(更新され次第差し替えます)
カナヱ以外にも第伍拡張には面白いメガミが盛り沢山なので、クルルのプロモーションタロットが欲しいのも山々ですが、様々なメガミを練習したいと思っています。
考察の内容の関係の有無を問わず、気になった点やご意見、ご指摘などがございましたら、このブログのコメント欄か、私のTwitterアカウントまで持ってきてくださると、非常にうれしいです。
この記事の画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から拝借したものを使用しております。
URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html